看護部の理念
看護の専門職として自己研鑽に務め、人間尊重に基づいた質の高い看護を提供します。
看護部長ご挨拶
看護部長 光野 清美
看護に必要な5つのA(エース)
看護部の理念
看護の専門職として自己研鑽に務め人間尊重に基づいた質の高い看護を提供します。
看護部の理念にそって、5つのA(エース)を大切にします。
Art
医療・看護は芸術と言われています。どちらも、人間の全体性を取り戻すための営みだからです。健康な心と体を維持できるそんな手助けができることが、看護にも求められるArt芸術だと考えます。
Academic
専門職である以上、看護医療に関する知識・技術を身につけ、学術的なAcademic観点で自己研鑽に務めることが求められます。
Assessment
看護の対象をとりまく問題を、疾患だけにとらわれず、全人的、総合的、理論的に分析し、看護を展開します。
Accurate
患者様はもちろん医療チームに信頼される看護を提供するためには、Accurate正確性が求められます。
Accommodation
そして、何より病める患者さんに寄り添い もてなす心が大切です。
副看護部長ご挨拶
副看護部長・教育担当 岩井 和栄
人の役に立ちたいと看護師の道を選んだ私ですが、今では人材教育・育成を通して多くの看護師のキャリアを支えてきたという充実感を得るようになりました。春には毎年緊張感でいっぱいの新人をお迎えしますが、その姿が初々しくもありまた心配です。特に最近はコロナ禍の影響で実習が満足にできなかった新人も多く、不安でいっぱいの様子が伝わってきます。その為「早く病院に慣れる」「病棟に慣れる」「業務に慣れる」を目的とし、従来は秋頃に行ってきたローテーション研修を4月に行っています。病棟の配置とはまた違ったグループを作って各部署をローテーションすることによって、新人スタッフは慣れるだけではなく、同期同士の絆も深められるようになりました。このように状況に合わせて研修を組み立てることが出来るのは、当院ならではの良い所だと思っています。そして日々のラウンドで見かけたときは「最近どう?」「困ったことない?」と声をかけています。そうしていくうちに新人のスタッフから「こんなことがあって嬉しかった」「こんなことが出来るようになりました」と自然と話してくれるようになります。声掛けをすることで、辛いことがあっても一人じゃないと思ってもらいたいのです。
クリニカルラダー教育では「教育担当に任せきり」という体制を作らず医師やコメディカルを巻き込んだ年間研修プログラムを作成しています。内容の濃さはもちろんですが連携も図れるようになり、日々の業務でもプリセプター看護師をはじめ、「全職員で育てる」組織風土に繋がっています。これからも一人一人がゼネラリストへ、次代に求められる看護師へとステップアップ出来るよう、一生懸命支えていきます。
新しい出会いが楽しみです。